マシントレーニング(パワーリハビリ)とは
筋肉を鍛えるためではなく、老化などにより、使われなくなってしまった筋肉(不活動筋)や神経を、正しくまんべんなく動かすために開発されたリハビリプログラムです。
リハビリマシンを使い、眠ってしまった筋肉や神経、動き方を忘れてしまった筋肉を呼び覚まし、正しい動き方を再び思い出してもらうトレーニングを行います。
思うように身体を動かしにくい高齢者の方でも 正しいフォームで、安心してトレーニングできるよう、マシンは入浴や階段の上り下りよりも負荷(負担)が少ないように設計されています。
パワーリハビリがもたらすもの
毎日に必要な動きをトレーニングすることで、徐々にご自身でできることが増えたり、行動範囲が広がったりします。すると、自信や意欲も沸いてくるため、心身ともに健全化していきます。このことがご本人のみならず、ご家族をはじめとする周囲の方にもよい変化、影響をもたらします。
※ パワーリハビリの効果・成果には個人差があります。
このような方におすすめします
- 昔、スポーツをやっていた方
- 身体を動かすのが好きな方
- 1人で黙々と何かするのが好きな方
- 論理的な思考をする方
- 体力に自信のない方
- 目標を立てて取り組むのが好きな方
- 最近、自宅から出ていない方
- 集団行動が少し苦手な方
- 他デイサービスでのレクリエーションが苦手な方
口腔機能訓練とは
口の働きの低下に着目した「オーラルフレイル」対策が注目され、歯科でも試みが始まっています。
※「オーラルフレイル」とは加齢で口の働きが衰えて、食事中にむせたり食べこぼしたりするうちに、食欲が落ちたり、滑舌が悪くなったりした状態のこと。
東京歯科大学 上田教授監修の口腔機能プログラムにより、「咀嚼(噛み砕く)」、「嚥下(飲み込み)、「呼吸(むせる)」にまつわる多種多様な訓練を行っております。
認知症予防体操とは
物忘れや認知症の予防と改善を図り、運動プログラムと併せて、プログラム全体で認知症予防を行います。
指を動かしながら、簡単な計算を同時に行なう二重動作を目的とした認知症予防体操で、考えながら指を動かすことで脳の思考や運動に関与する部位を活性化させ、認知症を予防する効果が期待できます。
個別機能訓練とは
身体機能や生活機能の維持・向上を目的として行います。利用者様、お一人おひとりの心身状況などに合わせて、様々なプログラムを実施します。
座位での太極拳とは
座ってできる太極拳です。ゆったりとした音楽に合わせて、手足や胴体などを前後左右上下に動かします。ゆっくりな動きと呼吸が、ゆったりした気持ちにさせ、心身ともにリフレッシュします。